こんにちは!
株式会社ON-ISMです。オンイズムと読みます。
事務代行や秘書代行・業務サポート、バックオフィス業務代行の会社になります。
裏方業務ならお任せください!そんな会社です。
弊社はざっくり言うと「業務委託チームを提供する会社」になります。
ある意味、正社員雇用とは一線を画す存在になります。
プレイングマネージャーとして現場にも立ちながら頑張る経営者さんの今後の人材活用の参考になれば幸いです。
本日のテーマは
コスト?柔軟性?役割分担や使い分けが大事!
業務委託と正社員、どう違う?
経営者目線でこれからの人材活用の最適解を探る
「人材不足」「働き方改革」「コスト削減」が注目される現代、企業の人材活用の選択肢として「正社員」と「業務委託」の比較が重要です。
今回の記事では、それぞれの違いやメリット・デメリットを整理し、企業にとってどちらが最適なのか考えます。
目次
1. 正社員と業務委託の定義と違いを紐解く
項目 | 正社員 | 業務委託 |
---|---|---|
契約形態 | 雇用契約 | 業務委託契約 |
指揮命令権 | 会社にあり | 原則として委託先にあり |
給与形態 | 毎月固定給与 | 工数計算し、業務ごとの報酬 |
労働保険・社会保険 | 会社が負担 | 不要(委託先が対応) |
基本的な部分をまとめてみました。一般的に大きな違いはコスト面と言われております。
ネット広告などでも業務委託サービスの売り文句はほとんどが「低コスト」を売りにしていることが多いです。
性質面、機能面にフォーカスし、もう少し深堀りしていきます。
2. 正社員のメリット・デメリット
メリット
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自社文化に馴染ませやすく、長期的な成長が期待できる
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社内のノウハウを蓄積しやすい
デメリット
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採用・教育コストが高い
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業務量が少なくても人件費が発生(固定費)
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急な退職・休職のリスク
安定している中小企業の場合はほとんどはこちらを選択しますが、
昨今は人材活用の考え方が多様化していますよね、というお話を今回はしております。
3. 業務委託のメリット・デメリット
メリット
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必要な業務だけを依頼でき、コストを抑えやすい
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順応性が高く、専門スキルをすぐに活用可能
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人事・労務管理の負担がない
デメリット
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社内ノウハウが蓄積しにくい
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コミュニケーションや指示が間接的
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委託会社毎に得意、不得意ジャンルがあり、契約範囲外の対応ができない場合もある
こなす仕事は同じかもしれませんが、ノウハウ、業務進行の中心がどこに位置しているのかが両者で違います。
更に…一番大事かもしれない…大切なポイント。
社員と業務委託、それぞれの「働くマインドセット」の違いとは?
4. 社員と業務委託、その「マインドセット」はこうも違う
人材の契約形態が違えば、仕事への取り組み方にも微妙な差が生まれます。特に見逃せないのが、動く人間の「マインドセット(心構え)」の違いです。
■ 社員:長期視点の安定志向。ただし“内向き”になりがち
正社員は、会社に雇われているという立場から「守られている」感覚が強くなりがちです。
これは長期的な雇用を前提にしているからこそ得られる安心感であり、業務に腰を据えて取り組むには非常に重要な土台です。本来あるべき会社体制としては素晴らしいことではあります。
ただしその一方で、
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業務に慣れすぎてルーティン化してしまう
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「これは自分の仕事じゃない」という意識が芽生えやすい
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指示待ちや、変化への抵抗感が生まれやすい
このような課題も見られます。
極端なケースでは、本人に悪気がなくとも「会社に雇われてあげている」と感じてしまう人もおり、マネジメント上の悩みどころになることも。
これはどこの会社さんもあるあるかもしれませんね…
■ 業務委託:プロ意識と成果志向の高さが魅力
一方で、業務委託(事務代行など)は「お仕事をいただいている」というスタンスで動く方が多く、言い換えれば「良い意味で他人(外の人)」という距離感を保っています。
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依頼された業務に集中し、成果を出す意識が高い
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評価=次の契約につながるという緊張感がある
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無駄を省き、効率よく動くことを前提としている
- 仲間に相談できないような内容を逆に相談ができる
特に、外注業者は常に「比較対象」が存在するため、
“選ばれ続ける”ための努力を怠らない傾向があります。
このプレッシャーが、結果として高い品質やスピードに繋がっているとも言えます。
✅ まとめ:どちらが良い悪いではなく、違いを理解して活用する
社員と業務委託では、経営者目線としての使い勝手も違いますし、働く姿勢・考え方に確かに差があります。
これは性格や個人の問題ではなく、立場の違いから来る自然なものです。
大切なのは、こうしたマインドの違いを前提として
⭐社員には責任や成長の機会を与える育成型マネジメントを
⭐業務委託には明確な業務指示と評価体制を整える
といった工夫をすること。
そして、少し贔屓をするなら――
(あ、すいません…!弊社は業務委託サービスを提供する会社なので…)
「業務委託」は、企業にとって良い意味で“緊張感”を持たせてくれる存在でもあります。
社内に外部のプロの視点が加わることで、チーム全体の空気が引き締まるという効果も、実は大きいのです。
バックオフィスの視点で
会社構造を今後変えていきたい!そんな際はぜひ弊社のことを思い出していただけますと嬉しいです。
相談依頼大歓迎です。まずはお話聞かせていただければと!
壁打ちお付き合いします!
何か参考になれば幸いです♪